妻のことを書きだしてから 4 回目です。
- 第 1 話:Q:「結婚してよかった?」 僕: 「すごくよかった」
- 第 2 話:Q:「何で結婚したの?」僕:「別れることがないと思ったから」
- 第 3 話:Q:「別れないからって結婚する必要なくない?」 僕:「結婚したいと思ったきっかけは 2 つある」
もはや最初の「飲み会でよく聞かれる質問」って流れは完全になくなってしまいました。
妻が結婚を意識していないのが悔しいからプロポーズをする事にしたことを前回 (第 3 話) 書きました。
今回はそのプロポーズの詳細を共有したいと思います。
プロポーズの計画
もともと指輪を買って片膝ついてプロポーズするプランを考えていましたが、指輪が選べなくて実行に移せませんでした。
どうしようかなって迷いました。せめて、いい雰囲気は作りたかった。
そこでまずは食事する場所を厳選。選んだのは 40 階ぐらいの高層階にあるレストラン。事前に電話をしてプロポーズしたいと考えていると伝えると、いろんな相談に乗ってくれました。
レストランでの食後のデザートも特別なのにしてくれるとのこと。詳細はわからなかったんですが、さらっと好きなキャラクターってありますか?って聞かれたので、妻が好きなディズニーのキャラクター (Chip&Dale) を伝えました。
レストランの隣がバーになっているので、そのまま食後はバーの席に移動し、そこでプロポーズとしう計画になりました。(定員さん、ご協力ありがとう!)
後、もうひと押しほしいな。。と思ったのでリムジンも予約することに。
早速リムジンのハイヤーに電話。色々と詳細を聞いて、バーで飲んで一息をついたぐらいのタイミングでリムジンでお迎えをしてもらう事に。そのままちょっと町を回ってから、家に送り届けてもらう事にしました。
という事でプランは
- 40F のレストランで食事
- そのままバーに移動してプロポーズ
- 帰りはリムジンで帰宅
妻には「たまには特別な雰囲気を味わうためにおいしいレストランに行こう。予約しておくよ。」と伝えました。
計画通りにはいかないもの
さて、計画も終わって後は当日を待つだけ。ここで大きな問題が。
台風が迫ってきてる!!
最初はその翌日に上陸予定だったのが、スピード アップ。プロポーズを予定しているその日に直撃する予報になってしまった。
妻:あぁー。ごはん行く日台風だねー。日程変更した方がいいかもねー。
僕:そうだねー (いやいや、色々予約してるから変更できないよ。。。)
妻:どうする?私電話しておこうか?
僕:いや、いけるでしょ。台風って言ったって夜には止むみたいだし。(やめて、電話だけはやめて。)
土曜日だったので夕方ぐらいから二人とも用意を開始。この時にはまだ全然雨は降っていませんでした。でも家を出る 10 分ぐらい前に豪雨。行くなと言わんばかりの大豪雨。
二人とも行くかどうかで迷いながら用意を開始していたので、この時点ではもう行くしかないって気持ちにはなってました。
妻:あちゃー。この雨だと電車つらいね。車で行く?
僕:いや、飲みたいからタクシーを呼ぼう (帰りリムジン呼んでるよ!!)
妻:えっ?片道 4000 円ぐらいかかるよ?
僕:せっかくいいレストラン行くし、たまにはいいじゃん (キャンセル費の方がもっと高いよ!)
という事でタクシーを捕まえようとしますが、いきなりの雨の後ってタクシー捕まらないんですよね。。。仕方なく、車で行くことに。
妻:飲めなくて残念だったね
僕:しょーがないねー (帰り車どうやって持って帰ろう。。)
なんとかレストランに到着。妻も 40F は想像していなかったのでテンションが上がる。僕はそれを見てうれしい反面、内心では車の事とか、プロポーズの事とかで頭が結構いっぱいいっぱい。
レストランはすごくよかった。台風でキャンセルが多かったからか、他の客は少なめ。席は絶景が見える特等席。レストランに事前にプロポーズするということを伝えていた事もあり、定員さんがすごいもてなしてくれました。
そして予約の時に聞かれたディズニーですが、デザートのプレートに予想以上のクオリティの絵がチョコレートで描かれていました。これにも妻のテンションがすごく上がる。(ナイス フォロー!)
そこからバーに移動して、いざプロポーズ。
妻は結婚というのをまったく意識していなかったので、数秒思考がストップ。文字通り硬直。その間、僕も反応待ちで硬直。
数秒後、いきなり号泣しながらうなずく。(よかったーー)
店員さんが雰囲気で察してくれたのか、そこからデザート (2 回目) とかお花で雰囲気を盛り上げてくれて、さらにはシャンパンをごちそうしてくれました。
妻:車だから飲めないねー。
僕:まー大丈夫でしょ!最悪おいて帰ればいいし。 (もう置いて帰る事は決定しているし・・)
妻:えっ!?置いて帰るの?
僕:あ、これおいしい!のものも!(話、変えないと・・)
そうこうしているうちにお迎えの時間。いい感じに雨も止んでくれてた。
妻にはまだリムジンの事を言わず、そのまま帰る流れでリムジンが待ってくれてる場所に歩いていくと、ちょうど妻の目に止まる。
妻:あ、長いリムジン止まってる
僕:あれ、うちらのこと待ってくれてるよ。(どうせ信じてもらえない)
妻:はい、はい。(やっぱり、信じてもらえない)
と普段からつまらない冗談を言ってるので、信じてもらえなかったんですが、今回は本当です。本当にリムジンの横で待っている人と話始めるから、嫁 2 度目の思考停止。混乱中の妻に押し込んで、ドライブ開始。
リムジン初めて乗ったんですが、僕も楽しかった。中でお酒を飲みながら、音楽も流せる。途中景色がいいところで停めてくれて記念撮影。後は優雅に帰るだけ。
そしてここで最後の落とし穴が。運転手さんがつきましたよーってドアを開けてくれて初めて気づいたんですが、
人の視線がめっちゃ恥ずかしい!!
リムジンが長いので家の路地には入れなくて、大通りに止めてくれたんですが、皆すっごい見る!!しかも土曜日の夜なので人がいっぱい!!いや、気持ちはわかるけど、今はあまり見ないで!恥ずかしい!
二人で照れながら退散。
そんなこんなで、台風のせいでなんか締まらない感じでのスタートでしたが、なんとかプロポーズの計画は大成功!
補足:
車は翌日一人で電車で取りにいきました。(締まらないなー・・・)