今週のお題「わたしの一足」
あなたにとっての最高の一足とは?人におすすめするなら?僕はダントツでレッドウィングです。もう男のブーツの中で一番かっこいいやつです。
学生のころに尊敬する人が履いていた事をきっかけに知ったんですが、この靴って 4 万程するので学生には手が届きませんでした。社会人になって初めて買ったんですが、これは値段の価値があります。
他に似たような形の靴をずっと履いていましたが、やっぱり本物は違います。長持ちですし、使い勝手もすごくいい。学生の頃のバイト代でこれ買っておけばよかったって思うぐらい。
Red Wing からいろんな形の靴が出ていますが、一番のお勧めはやっぱり Classic Work/ 6in MOC-TOE (シックス インチ モックトウ)。また名をアイリッシュセッター。これがピンポイントで好きです。(もう少し下に靴の画像があります)
型番について (875/8875/9106)
レッドウィングの歴史も長いので、いろんな形の靴があります。その中でもこの型でよく混乱されているのが 875 と 8875 と 9106。ちょっとだけ説明をしておきます。
875 と 8875 はどちらも同じ型ですが、皮の色が少し異なります。これには歴史的な背景があります。Redwing のサイト にもそれがちゃんと書かれています。
簡単にまとめると、875 がベースの型。これが時代とともに、色が少しずつ変わっていった。売り出して約 50 年後、当初の色を 875 として、また時代とともに変わってきた色を 8875 として売り出した。
また、875 シリーズと 9106 も同じ型の靴ですが、使っている皮が違います。875 は ORO LEGACY LEATHER という皮を使っていますが、9106 は COPPER WORKSMITH LEATHER を使っています。
875 と 8875 は同じ型の色違い。9106 は同じ型だけど皮が違う。つまり、全部同じ型です。
実際のところこのあたりはごちゃまぜにされていることが多いです。9106 が 8875 の赤茶バージョンって売られていたりします。また、日本では 9106 が ABC マートに売られていることがを取り上げられていますが、9106 も 8875 もどちらも RedWing が出している純正品です。ABC マートが取り扱っているだけであって、9106 が ABC マート限定の商品というわけではありません。
形は一緒なので、ここは色の好みで選んでいいと思います。僕は赤茶 (9106) が好きです。
手入れするとさらに長持ち
皮なので使っているうちに味が出てきます。しかも、こういう靴って手入れをしながら使っていけばかなり長持ちします。
レッドウィングの手入れはすごく簡単です。
- 靴ひもを外して、ブラッシングします。
- 濡れた布できれいに拭いて、乾かします。
- 保皮オイルを布でブーツ全体に塗ります。
- 1 日陰干しします。
- 余分なオイルをきれいな布でふき取ります。
知らない人も多いと思いますが、実は手入れの方法は公式サイトに公開されています。しかも靴の型番毎にしっかりと。ここでさっき話した型番が大事になってきます。靴をもう持っている人は靴のベロの裏に記載されています。
僕はブラシとオイルがなかったのでレッドウィングと一緒に購入。
このブラシと
このオイル。
拭くのに使うクロスも純正品があります。ロゴが入っているから買いそうになりましたが、これはタオルで代用できるので僕は買っていません。ロゴ入りって反則ですよね。
ソールはダメになったら張り替える
皮は手入れをすることで長持ちしますが、靴のソールはどうしても削れてしまいます。なのでソールはダメになったら交換してもらいましょう。価格はおよそ 1 万円ぐらいです。
注意点として、ソールを張り替えるためにはソールと靴の間の色が違うところが残っていないとダメです。
大事な事なのでズームして。ここです。
実は僕の前の靴は手入れをさぼってしまい、最終的にここが削れるまで履きつぶしてしまいました。それでも 5 年以上履いていましたが、とうとう再起不能となり、今回新たに購入しました。
さいごに
靴ももちろんオンラインで売っていますが、ショップで見て実際に履いてみた方がいいと思います。
正規の販売店はこのサイトに一覧があります。ほとんどの人にとっては ABC マートで履いてみるのが一番近いと思います。
最後に、レッドウィングは皮なので、しばらくすると皮がなじんできます。普段から大き目の靴を履いている人も、この靴はピッタリサイズがおすすめです。
以上が僕が愛用するレッドウィング アイリッシュセッターについてでした。
本気で気に入っています。