質問をする時に「xxするの?」って聞き方と「xx しないの?」って聞き方があります。この「xxしないの?」の聞き方だと、英語と日本語で答え方が逆になるのをご存じですか?
僕は日本語を話せるようになるとほぼ同時に英語も話せるようになったので、最初の方はあまり意識していませんでした。意識していないときは普通に使い分けれてるんですが、意識するといまだにすごく混乱する質問の一つです。
これが僕が知っている限りでは一番シンプルでなおかつ一番答えに悩む質問なので、今回はこんな英語について共有したいと思います。
xx なの?の YES/NO の答えは英語でも同じ
xx なの?って聞き方の場合は英語も日本語も答えは同じです。例えば、日本語だと
Q: 学校に行くんですか?
A: はい、学校に行きます。
いいえ、学校には行きません。
になります。これと同じ質問が、英語だと
Q: Are you going to school?
A: Yes I am going to school.
No, I'm not going to school.
になります。行くと答える場合には YES、いかないと答える場合には No になり、英語も日本語もどちらも同じ答え方です。
xx じゃないの?の YES/NO の答えは英語だと逆になる
「xx をなんですか」って質問とほぼ同等に「 xx じゃないんですか?」って聞くことがあります。この場合、英語と日本語で YES/NO が逆になってしまいます。例えば、日本語だと
Q: 学校に行かないんですか?
A: はい、学校には行きません
いいえ、学校に行きます。
になりますが、これが英語だと
Q: Aren't you going to school?
A: No, Im not going to school.
Yes, Im going to school.
になります。「xx じゃないの?」という質問の仕方だと、英語と日本語で yes/no が逆になります。
覚え方:英語は Not が入っているとすべて No で答える
日本語は質問に答えているのに対して、英語は自分の行動を言葉にしているからこうなるそうです。
何かをしないの?って聞かれると、日本語ではこの質問に対して答えているので、「はい、しません。」もしくは「いいえ、します」って答えになります。
それに対して英語では自分の行動を伝えているので、質問とは関係なく、何かをするときはすべてはい、しない時はすべていいえになります。
これを聞いて「ん?」って混乱する人も多いと思います。僕もいつもこうやって考えると混乱します。
覚えるときはこの覚え方がいいと思います。英語だとどんな質問でも答えに not が入っているとすべて no になる。これが一番簡単な覚え方です。
Are you hungry? でも Aren't you hungry? でも質問の聞かれ方とは関係なく、答えは Yes, Im hungry もしくは NO, I am NOT hungry.
Can you speak English? でも Can't you speak English? でも Yes, i can speak English, もしくは No, I can't speak english.
このように英語の場合は自分の答えに Not が入っている時は No で答えると覚えるのが一番覚えやすいです。
番外編:☑の意味の違い
もう一つ混乱したのが☑の意味です。先生がテストを採点する時、日本だと正解は○、間違いは☑になります。英語だと正解は☑、間違いは×になります。
同じ☑なのに英語と日本語で使い方が真逆になります。この理由については昔、どの先生に聞いても答えがわかりませんでした。
この記事を書きながら気になったので調べてみましたが、こういった違いがある事を紹介する Wiki はありましたが、その理由までは記載されていませんでした。
これはいまだになぜこういった違いがあるのかがわからない。。誰か知ってる人がいたら教えてください。。
まとめ:
このように、質問の仕方によって YES/NO が日本語と英語だと逆になることがあります。
実際に話す時は YES/NO だけで答えるのではなく、その後に文書をつなげて話した方が安全です。たとえば、No, I'm hungry って文法的には間違えている答えをしたとしても、Yes/No の部分じゃなくて I'm hungry の部分が優先されることがほとんどです。
たまに「どっちよ!」って時があったとしても、相手側が Yes,you are hungry or no, you're not hungry? って聞き返してくれます。
いずれにしろ、「日本語と英語は逆だから、この場合は yes じゃなくて No になって。。。。」って考えているうちはずっと混乱します。こういった違いがあることも、英語を話す時は英語で考えられるようになるべき理由のひとつです。
話す時は多少文法が間違えていてもなんの問題ないので、どんどん積極的に話しましょう!