ゆとぶ - 片上裕翔のブログ

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片上裕翔 - 日本と海外を比べてみよう

メインのテーマは英語。日本(日本人)と海外(外国人)の違いや英語の勉強方法について、これまでの経験から感じた事を記事にしています。

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「ベジタリアン」を理解するために大事な 2 つのこと

外国人が日本に来て一番といってもいいほど苦労をするのが、ベジタリアンの人が食べられる店を探すことです。

海外の多くの国ではベジタリアン用のメニューがあったり、使われている食材がしっかりと書いてあったり、少し注意すればベジタリアンでも食べられるレストランを簡単に見つけられます。

しかし、日本ではあまり意識されておらず、日本語を話せる僕でもお店を見つけるのに苦労する事があります。

日本人はベジタリアンを軽い食事制限と同等に考えてしまいがちです。日本人には少し信じがたい事かもしれませんが、それを食べるぐらいなら飢え死する事を選ぶ人がいるぐらい重要な事なんです

ベジタリアンってちゃんと理解するのはすごく難しい内容なんですが、今回はそんなベジタリアンについて最低限知っておいてほしいことをできるだけ簡単にまとめたいと思います。
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ベジタリアンってなに?

実際の語源は違うと言われていますが、ベジタブル (Vegetable) を食べる人でベジタリアン (Vegetarian) というのがやっぱり一番覚えやすいです。日本語だと菜食主義ですね。

何らかの食事制限 (基本的には野菜中心の生活) をしている人たちの事を言いますが、決して野菜しか食べないわけではありません。肉を食べられるベジタリアンもいます。

ベジタリアンが何を食べられるかが考える前にベジタリアンになる理由を紹介します。

なんでベジタリアンなの?

ベジタリアンになる一般的には理由が二つあります。他にもありますが、これが最も一般的な理由です。

  1. 宗教的な理由
  2. 健康面での食事制限

最初の大きな理由は宗教的な教えです。具体的にどういった食事制限があるのかはその宗教によって違います。

牛肉だけ食べられない人、すべての肉類が食べられない人、また食用だけではなく毛皮等の動物を殺傷してできる製品を利用することすら禁じられている人だっています。

何が食べられるかの詳細を覚えるのはすごく難しいことですが、こういった人たちにとって、宗教の教えは絶対であるということは覚えておいてほしいです。

無宗教の人が多い日本人にとっては極端すぎるように思えるかもしれませんが、宗教がだめというものは何があってもだめなんです。


ベジタリアンになるもうひとつ理由は健康面での理由です。

ベジタリアンについては様々な研究がされており、ガン等の病気の予防につながったり、健康面にいいという結果が発表されていたります。アメリカでは健康志向な人が自発的にベジタリアンになる事も珍しくありません。

ただし、逆に極端な食事制限がリスクになる事も頻繁に話題になっています。

日本の google.co.jp ではなくアメリカの google.com で "vegetarian” と検索したらわかると思いますが、理想的なベジタリアンの食事制限 (vegetarian diet) については常に議論されています。

 

何を食べたらだめなの?何が食べられるの?

ベジタリアンになる理由は大きく二つあると書きましたが、何が食べられないのかを表す「ベジタリアンの種類」は膨大にあります。 

Wiki の「欧米でのベジタリアン主義に基づく分類」という項目でもいくつか紹介されていますが、名前がついているだけでもかなりの種類があり、細かくはさらに複雑です。

最初にも書いた通り、ベジタリアンが何をたべられるのかをちゃんと理解するのはかなり難しい事です。僕もすべてを覚えているわけではありません。

これだけは覚えておいてほしい

すべてを覚える事はできなければ、最終的には本人に聞くしかありません

でも、ベジタリアンが何を食べられないかを考えた時、大事な 2 つのマインドセットがあります。

まず 1 つ目は「絶対に」食べられないベジタリアンがいるという事です。

先ほども書きましたが、単に食べないだけではなく食べられないんです。宗教的な理由ならそれは「絶対」です。

日本人的な感覚でいうと「生死にかかわるぐらい重度のアレルギーを持った食品」と同じぐらい、絶対に食べられないものなんです。


そして、2 つ目は食べる事はおろか、皮などの動物からできる物を使用する事すら許されていないレベルのベジタリアンがいるという事。

こういった最も厳しいベジタリアンの Vegan (ヴィーガン) もいます。厳密には少し違いますが、英語だと Strict Vegetarian (最も厳しいベジタリアン) という言い方をしたりします。

僕が出会った中で一番厳しいベジタリアンだった人は、ニンジンも食べる事ができませんでした。これは抜くときに地中にいる生物を傷つけているという理由でです。


そういった人達と知り合って行き、もはや何が食べられないのかを聞かないで理解する事はほぼ不可能だと思うようになりました。

 

ですが、「絶対に食べられないものがあり」、「皮を使用する事すらできないほど厳しい」可能性があるという事を理解しておくことが大事だと思うようになりました。

 

まとめ:ベジタリアンを知っておく

繰り返しにはなりますが、以下 2 点だけは知っておいてほしいです。

  1. ベジタリアンは食べられないものあり、それは「絶対に」食べてはいけないもの
  2. 一番厳しいベジタリアンは食べ物だけではなく、衣類等動物を傷つける可能性がある事すら許されない場合もある

何が食べられて何が食べられないのかはその人に聞いてみないとわかりません。

 

正直、日本はベジタリアンにとってすごく住みにくい国です。でも、個人的にはそれはしょうがない事だと思っています。だって文化が違うんだから。

日本人がベジタリアンになる必要はありませんし、個人的にはベジタリアンを受け入れるために日本をあえて変える必要もないと思っています。

でも、知らないのはよくない。

外国人を初めて食事に誘うときは一言「食べられないものがあるか?」と聞いてあげてください。