こんにちは、ゆとぶです。
日本人が仲間意識が強く、回りの目を気にしているという記事を書いた時からすごく関連する内容を思い出します。今回は日本の流行りについてです。
日本の流行りって本当に流行っているんでしょうか?僕はどちらかというと流行らされている気がします。
メディアの立ち位置
僕は日本のニュース番組があまり好きじゃないです。すごく情報が偏っている気がします。これについてはまた後日書きたいと思いますが、日本ではそんなメディアに流行がコントロールされている気がします。
町中で流行っていることをメディアが取り上げるのと、メディアが取り上げたから流行るのとでは実際にはおおきな違いがあると思いませんか? 前者は自然とできたことを取り上げていますが、後者はメディアにその流れを作り上げられています。ある意味、大きな力にコントロールされています。
日本のメディアにはこれだけの力があることをしっかりと理解してほしいです。その力
のあるメディアが「今の流行は○○」とか言うと、それが流行になります。でもそれって本当に流行っているから取り上げているのか、取り上げたから流行ったのかどっちなんでしょう。
今の日本だと、仮にどれだけくだらないものでも、メディアが○○がいいって言って、芸能人が○○を愛用して、雑誌が○○を取り上げると、確実に大ヒットします。これって情報操作により人がコントロールされているのと同じ事なんですよね。
正直、このブログが流行ってくれるなら情報操作でもなんでも大歓迎なんですけどね。
将来の流行色がもう決まっているの知っていますか?
流行色がいい例だと思います。
僕はテレビで「今の流行カラーは○○」って言ってるのって、自然にできたトレンドを紹介しているのだとずっと思っていました。でも、実は 2 年後の流行カラーがもう既に決まっているの知っていました?
インターカラーという色のスペシャリストの機関が国をまたがりトレンド カラーを選定します。日本では JAFCA (一般社団法人日本流行色協会) が製品化まで落とし込みます。つまり、流行カラーって事前にできたものではなく、作られたものなんですよね。
そして日本人は誰よりも流行に敏感です。去年の流行色を着ているとそれに対して古いと反応する人がいます。ついこの前 ○○色を絶賛していたメディアも「○○はもう古い」という風にこれを取り上げてしまいます。周りの目を意識する人たちはもうその色の服を着れなくなります。
ブログをやっているとタイトルの重要性は理解できます。メディアも視聴率が大事なのはわかります。でもファッションに関してはちょっとやりすぎな気がするのは僕だけでしょうか?
情報操作は他人事じゃない
テレビではよく他人事のように、情報操作をされている人たちの話をしますが、僕たちにも近いものがあってこわいなーって思いました。今回取り上げたのはたまたま色程度の流行でしたが、これって方向性を間違うと人間性もコントロールされそうでこわい。
何よりもコントロールされている僕たちにも、おそらくコントロールする側に回っているほとんどの人たちにも、その自覚がないって事が一番こわい。
芸能人が何か間違えてこのブログを好きって一言つぶやいてくれればいいのに。