ゆとぶ - 片上裕翔のブログ

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片上裕翔 - 日本と海外を比べてみよう

メインのテーマは英語。日本(日本人)と海外(外国人)の違いや英語の勉強方法について、これまでの経験から感じた事を記事にしています。

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日本語をきれいな英語に翻訳する方法 (1. 違和感を理解する)

英語の文章を書くときに日本語を書いてからそれを英語に翻訳する人って結構いますよね。でも、この方法で英語を書いている人こそ気をつけないと、きれいな英語が書けないかもしれません

 

よく英語を書いた後のチェックを依頼されることがあります。この時、間違えていないけどこう書くともっときれいだよってなることがよくあります。

このレベルの修正って無視しても大丈夫なのかもしれません。文法としては間違えていないんです。いいたこともちゃんと伝わります。でも、英語だけを見るとちょっとした違和感が残っているように見えます。


ネイティブを目指すという意味では、この最後の 1 ステップが理解できることが大事だと思うので、今回の記事ではこの「ちょっとした違和感」がどういうものなのかをまず説明する事に集中します。

 

日本語を英語にする流れ

今回の記事ではすべてを説明しきれませんが、行きつく結論を先にお伝えします。

日本語と英語は文脈が異なります。日本語にしかない言い回しや、英語にしかない言い回しがたくさんあります。単純に日本語を英語に変換するだけだと、そういうところがカバーできません。

そこで、僕は以下のような流れで英語に翻訳していきます。

  1. とりあえず全部を英語にする (この時点では文脈は無視)
  2. 1 行ごとに英語の文章を組み立てていく
  3. 段落ごとに文脈を確認する
  4. 全部を英語にしたら、記事全体の文脈を確認する

一旦日本語を排除して、全部を英語にしてしまう事で英語で考えながら英語の文章を書く事に集中できます。

自分で翻訳をしているときも、最初に言った「ちょっとした違和感」っていろんなところで感じるものです。これを一つずつ修正していくことで、英語としてきれいにまとまってきます。

詳細については追って説明をしますが、まずはこの違和感の正体を理解しましょう。

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英語を日本語に翻訳してみることで違和感の正体を理解する

これを読んでいる人は日本語がネイティブ レベルなので、逆に英語を日本語に翻訳するところを例にするとわかりやすいと思います。


今回は以下の記事に書いた文章をサンプルにします。

1. 原文
No matter where you are from, being popular is a common interest for most people, both men and women.

まず、この英語を日本語に全部置き換えていきます。この時文脈はあまり気にしなくても大丈夫です。そうすると、こんな感じの日本語になります。

 2. (初心者/中級者 レベル)
どこから来ていても、人気者になるのは共通の興味、ほとんどの人にとって、男の人も女の人も 

ここでは英語を日本語にしていますが、英語初心者の人が翻訳すると最初はこんな感じの英語の文章になっている事が多いです。

言いたいことはこれでも伝わります。伝えることが目的なのであればこれでも OK です。

でも、この文章だけを見ると、日本人 (ネイティブ) が実際に書いていない事はあきらかです。そこで、次のステップとして、この文章を以下のよう直します。

3. (中級者/上級者 レベル)
人気者になりたいと思うのは性別問わず、みんな興味がある事だと思います。 

これでもう少し文章っぽくはなりましたね。

英語を本気で勉強している人にチェックを頼まれると、こういう英語の場合が多いです。

ここで、僕は「ちょっとした違和感」を感じます。この 1 行を翻訳するという意味ではほぼ完璧です。 でも、以下のように書いた方がより適切な表現になります。

4. (上級者レベル)

性別問わず、モテたいと思う気持ちがあります。

「人気者になりたい」書いていましたが、実際には言いたいのは「モテたい」の事です。こういった微妙なニュアンスの差が気になります

翻訳する前の文章をちゃんと理解していると、こういった表現が一致していないところが違和感として残ります

 

ここまで考えられば、既に英語の上級者だと思います。でも、せっかくなのでここにもう 1 ステップ加えましょう。

この一行だけを見ると完璧なんですが、でも今回は記事全体を翻訳することが目的です。この一行だけでは完結しません。

 

その後の文章の流れなども考えると、これってもっとシンプルに以下の言い方でもいいのでは?

5. (ネイティブ レベル)
皆さんモテたいって思いませんか?

もはや原型はとどめていませんが、文章の流れを考えるとこれが一番自然な言い回しだと思います。

 

まとめ

多少無理やりな組み分けですが、1. の英語の原文を 2. 3. 4. 5. と日本語に翻訳したところ、2. は日本語初心者レベル-中級者レベル、3. は日本語中級者レベル-上級者レベル、4. は上級者レベル、5. はネイティブ レベルって感じになると思います。

 

どれだけ記事が長くても、一行ずつ英語にしていきます。次にその英語の流れを、その段落で確認してます。すべての段落がそれなりの英語になったら、最後に記事全体の流れを確認していきます。

結局この流れがちゃんとできていなかったり、表現が微妙に一致していないと、読んでいてちょっとした違和感があります

間違えていないし、ちゃんと言いたい事は伝わるけど、ちょっと詰まる感じがします。

 

以上、翻訳された英語を読んだ時に感じる違和感についてでした。次は実際に日本語を英語に翻訳するところを紹介します。 

 

 

追記:続きの記事がこちら。

blog.yutokatagami.com